eBayポリシー
販売制限がかかった原因の解説と対処方法
販売制限がかかった原因の解説と対処方法
販売制限がかかった原因の解説と対処方法
Counterfeit(偽造品)とみなされた場合
Unauthorized item(無許可商品)とみなされた場合
Manipulation(情報操作)とみなされた場合
Parallel import (並行輸入)とみなされた場合
eBayで出品を行うときは、出品に関するポリシーに沿って出品をする必要があります。eBayの担当者がポリシーに沿っていない出品を発見した場合、eBayからセラーへ警告のメールが送信されます。
警告メールが送られた後も改善が見られない場合は、アカウントに対する販売制限やアカウントの停止といった措置が取られる可能性があるため、警告メールが届いた場合は内容を確認し対応する必要があります。
このページではポリシー違反に関する警告メールが届いた場合、また、販売制限がかかった場合の原因の解説と対処方法を説明します。販売制限がかかった場合もそうでない場合も対策としてこのページを確認し今後発生を避けるためにも十分対処するようにしてください。
Counterfeit(偽造品)とみなされた場合
画像:Counterfeitとみなされた際に受信した実際のメール
Counterfeitとみなされた際に受信するメールにはアクションが取られた理由を始め、次に取るべきアクション、今後の対策が記載されています。ここでは日本語で解説いたします。
このアクションが取られた理由:
-
Counterfeitと疑われる商品を販売していた
例:
Fashion Item(ハイブランドのバッグ)などでタイトルに「Fake」や「Replica」というキーワードが含まれていた
→実際のモデル名でも強制削除される場合がある - シリアルナンバーやタグ、ブランドロゴ、チャックの端、全体像(スカーフなど)がはっきりと画像に写っていない
- シリアルナンバーや原産国(Made in~)、Descriptionに記載された製造年などが正規商品情報と一致していない
- ロゴやつくりが正規品と異なる
- ステッチやジッパーなどの作りが粗い
同様の違反が繰り返された場合のペナルティ:
- 該当商品の削除
- 出品制限 (3, 7, 10, 30日間)
- 販売停止
次に取るべきアクション:
-
CounterfeitはeBay上で販売を禁止しているため、「修正してください」といった案内ではなく、販売禁止商品のために「削除しました」といった案内になる傾向があります
→警告に対しての特別なアクションはありませんが、今後の販売時により一層の注意が必要です
違反を繰り返さないための今後の対策:
何度かCounterfeitの通知をしているにもかかわらず改善されないと、担当部署の判断により販売制限がかけられます。
対策:
- ブランド商品等の販売の際は出品時に真贋や商品の状態を確認し、細部まで記載する
- 信頼のある仕入先以外からは商品を仕入れない
- 画質の悪い画像は利用しない
※特にFashion itemについては下記に注意してください
-
細部まで大きめに写っている画像もアップするようにする
→ジッパー、ステッチ、タグ、特にシリアルナンバー&ロゴの写真が重要 - 「Replica」「Fake」などのワードはタイトルに含まないようにする
Counterfeit item policy(英語ページ)のリンク
Unauthorized item(無許可商品)とみなされた場合
画像:Unauthorized itemとみなされた際に受信した実際のメール
このアクションが取られた理由:
Rights Owner(ブランドやメーカー等)が所有している画像を許可なく使用していた
同様の違反が繰り返された場合のペナルティ:
- 該当商品の削除
- 出品制限 (3, 7, 10, 30日間)
- 販売停止
次に取るべきアクション:
- 商品写真を自身で撮影した写真へと変更
違反を繰り返さないための今後の対策:
- 商品写真は自身で撮影した写真を使用する
- どうしてもRights Ownerが所有している画像を使用する必要がある場合は事前にRights Ownerに許可を得るようにする
Manipulation(情報操作)とみなされた場合
画像:Manipulationとみなされた際に受信した実際のメール
このアクションが取られた理由:
下記の中の理由が挙げられます
- 商品の実際のブランドではないブランド名を記載していた
- 直接関連のないブランド・メーカーの名前を記載していた
-
付属品や互換性のあるパーツの販売にも関わらず本体の名前の前に「fits」、「for」や「compatible with」を記載していない
※ジュエリーやファッション商材はメーカー名の前に上記の単語の記載は禁止 - 「Not xx version」などの補足説明を記載していた
同様の違反が繰り返された場合のペナルティ:
- 該当商品の削除
- 出品制限 (3, 7, 10, 30日間)
- 販売停止
次に取るべきアクション:
- 出品時に正しい製品情報を記載しているか確認する
- ファッション商材やジュエリー以外のカテゴリー商品で、該当ブランドに付随するパーツ等であれば「fits」や「for」というワードをブランド名の前に必ず入れる
- 直接関連のないブランド・メーカーの名前をリスティングから削除
- 付属品や互換性のあるパーツには本体の名前の前に「fits」、「for」や「compatible with」と記載
- 「Not xx version」などの補足説明は削除
違反を繰り返さないための今後の対策:
- 出品時に正しい製品情報を記載しているか確認する
- ファッション商材やジュエリー以外のカテゴリー商品で、該当ブランドに付随するパーツ等であれば"fits"や"for"というワードをブランド名の前に必ず入れる
Parallel import (並行輸入)とみなされた場合
このアクションが取られた理由:
Rights Owner(ブランドやメーカー等)が販売を禁止している地域に販売していた
同様の違反が繰り返された場合のペナルティ:
- 該当商品の削除
- 出品制限 (3, 7, 10, 30日間)
- 販売停止
次に取るべきアクション:
- 販売禁止地域を配送国から除外する
- Item description内に販売禁止地域にも配送する旨を記載している場合は該当文言を削除
- <ヨーロッパが禁止地域に指定された場合>
- 該当商品に紐づくShipping policyの配送除外国にEU・EEA圏(UK含む)を設定する
- 出品ページにEU圏に配送する旨記載していた場合は記載を削除する
違反を繰り返さないための今後の対策:
-
その他同じメーカーの出品商品のShipping policyの配送除外国にEU・EEA圏(UK含む)を設定する
(特によく指摘を受けるメーカー:TAMRON, SIGMA, OLYMPUS, NIKE, SEIKO) - 出品時に配送国を要確認
- 配送国設定に際し、不明点等があればRights Owner(ブランドやメーカー等)へ直接確認をする
-
VeRO参加者リスト内に出品予定のブランド等があれば事前に確認の上、出品を行う
参考ページはこちら
画像:Parallel importとみなされた際に受信した実際のメール
※メールは赤枠の箇所を特に確認するようにしてください<